円形脱毛症

円形脱毛症とは？

※円形脱毛症とは、毛髪が円形の脱毛パッチとして現れる自己免疫性の疾患です。
この円形脱毛症の症状は、精神的ストレス・内分泌異常・遺伝的要因・自己免疫疾患のいずれか、
またはそれらの複合的な要因で引き起こされます。

円形脱毛症の症状とは何か？

頭髪の一部が楕円～円形状に髪の毛が抜け落ちる病気のことです。
円形脱毛症は自己免疫性の皮膚疾患であり、通常、免疫系は体内の
異物や異常な細胞を攻撃する役割を果たします。
円形脱毛症の場合は、誤って毛母細胞に対して攻撃を行い、
その結果、毛髪が失われる症状が現れます。
生まれつき発毛機能に異常があるわけではなく突然発症するのが特徴です。

注：ここではあえて病気と表現させて頂きましたが、
やはり上記の身体の異変が原因になるので
根本的な原因を見つけないと再発につながります。

それぞれの要因について詳細な情報を提供し、
円形脱毛症の症状、診断方法、治療法、生活習慣の改善などを
少しでも役立つ情報を書いていきます。

最近、相談される方が急増中です。

※当店にも円形脱毛症の症状でご来店いただくお客様はたくさんいらっしゃいます。
私も初めて円形脱毛症のあるお客さまを接客したときには正直、驚きました。
どう対応したらいいのか戸惑いましたが、円形脱毛症があるお客様に対して、
何も言わずにそのまま、施術を勧めるのは違うと思い、丁寧に症状を確認して、
出来る限りのアドバイスをさせて頂きました。
まだまだ、勉強不足ですが、お客様の”頭皮と髪を健康に”を
第一に考える姿勢が大切だと感じています。

皆さまが円形脱毛症について正確な情報を持ち、
適切な対処法をしることで、健康な髪と心身のバランスを
保つ手助けとなれば幸いです。

円形脱毛症の原因ですが、残念ながら現在は

「これだ」

と言った円形脱毛症の原因の特定には至っていません。

円形脱毛症の最有力

原因として考えられるのが、大きく分けると
※精神的ストレス
※内分泌異常
※遺伝的要因
※自己免疫疾患

の4種が原因として考えらえています。

この原因のうち、円形脱毛症で最も有力視されている原因が内分泌の異常による

自己免疫疾患です。

円形脱毛症の発症と進行において、自己免疫反応が
重要な役割を果たしています。自己免疫反応は、免疫系が
身体の健康な組織を異物と見なし、攻撃する過程です。

私たちの体は有害な細菌やウィルスなどから体を守るリンパ球が数多く
備わっており、免疫力を高めています。この過程で免疫細胞が誤って

そのリンパ球が誤作動を起こし、毛を作る場所である

「毛母細胞」

をなぜか外敵とみなし攻撃を始めてしまうというのが、円形脱毛症になる
原因の最有力とされています。
自己免疫疾患は、私たちの身体を守るはずの免疫システムが誤作動を起こす状態です。
その中に円形脱毛症も含まれているんですね。

円形脱毛症では、免疫システムが毛根を敵と認識して、攻撃する！その結果、
ヘアサイクルが妨げられ、円形脱毛症ができてしまうのです。

※円形脱毛症の原因であるはずの

「リンパ球がなぜ急に誤作動を起こすか？」

に関しては、残念ながら原因の特定には至っていないのが
この円形脱毛症の特徴です。

※リンパ球とは？体を守る免疫システムの重要な役割を担っていますが、
何らかの原因で誤作動を起こし、自身の健康な細胞を攻撃してしまうことがあります。
これが、自己免疫疾患と呼ばれる一連の病気の根底にあります。

近年、リンパ球の誤作動のメカニズムに関する研究がかなり進んでいます。
重要な発見もみつかっているので、将来に期待が持てますね。

精神的ストレス

精神的ストレスが円形脱毛症に与える影響が大きいことを皆さんは知っていますか？

まずは円形脱毛症とは何か？を説明していきますね。円形脱毛症は自己免疫症の皮膚疾患であり、
頭皮やひげなど毛髪が生えている部分に円形や楕円形の無毛斑が出来ることが特徴としています。

精神的ストレスも円形脱毛症の発症に大きく影響することが知られています。

では、精神的ストレスが髪の毛に影響を及ぼすメカニズムは何でしょうか？
それはストレス値が高まると、ストレスホルモンであるコルチゾールが増加されます。
このコルチゾールが免疫システムに影響を与え、毛根を攻撃する自己免疫反応が引き起こされます。

※厚生労働省のストレスの基礎⇊

1 ストレスとは：ストレス軽減ノウハウ｜こころの耳：働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト

働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」（厚生労働省サイト）です。ストレスとは何か。そして、ストレスに気づき、上手に対処する方法をわかりやすく紹介しています。

kokoro.mhlw.go.jp

現代はストレス社会です。ストレスマネジメントが大切なカギになってきます。
怖いことに一度、ストレスが原因で円形脱毛症ができてしまうと、日常生活でのストレスが
またかかると、同じところや増えたりして円形脱毛症を繰り返します。
ストレスの原因がわかっている方は改善やコントロールすることで、円形脱毛症のリスクを軽減することができます。ストレスの原因がわからなくても円形脱毛症ができてしまった！ということは身体が変化している証拠ですので、生活習慣を見なすタイミングでもありますので、精神的ストレスと円形脱毛症の関係を理解して、自分自身や大切な人の健康を守るための一歩を踏み出しましょう。

円形脱毛症ができた・見つかった時の対処方法

まず、皮膚科に来院されることをおススメしています。
円形脱毛症の専門かどうかは別としても基本的な円形脱毛症の対処法は
円形脱毛症も期間や脱毛斑の大きさ・数によって治療法も大きく異なります。

発症して間もなく脱毛斑が小さい場合は、毛包の炎症を抑えるステロイドなどの
塗り薬やグルチルリチン酸、セファランチンなどの飲み薬が処方されます。
発症して期間があいてしまった、気づいた時には複数・大きくなっていた、
治療を続けているがよくならない場合は脱毛斑に直接ステロイド注射などを
治療を行われることが多いです。
半年以上、治療を続けても改善が見られない場合は大学病院への診察をおススメしています。

まとめ

円形脱毛症での思い出と言えば、10年位前でしょうか、
当時、カラーなどでご来店頂いてた、20代女性の方から
彼氏の事で相談があると・・
ヘアースタイルで悩みのがあるのかな？と思い、カッコよくしようと
気軽にどうぞ。といざ、ご来店頂くと20箇所くらいの円形脱毛症ができていて
ビックリ！
どこを切っても円形脱毛症が見えてしまう・・
その後のサロンワークでその方以上の数の円形脱毛症は見た事ないですが、
原因がハッキリしていたので、解決できれば問題ない状態でしたので、
カッコよくカットしたのを覚えています。

1.2個の円形脱毛症ですと、意外と本人が気づいていない場合が多く、
見つけた時に伝えるべきか、伝えないべきか・・
いまだに悩みますね・・・

皆さんは伝えて欲しいですか？

★ブログを読んでいただきありがとうございます。
あなたには3つの選択肢があります。
※自分は薄毛・抜け毛に当てはまらないという方はこのまま何もしないでOKです。

1つめは　ブログを読んで自分で育毛剤・育毛シャンプーを購入して頑張る。

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