冬の頭皮ケアは「保湿」「血行促進」が絶対!

と記事を書きましたが、
これからは乾燥が天敵になると、フケが気になります。
最近、フケが気になる。
フケは大きく分けて2種類に分かれます。
※細かいフケ。(パラパラしている)
※大きなフケ。(ペタッと脂っこい)
同じフケでも、この2つのフケのケアは全くことなります。
正しいケアができていないと、余計に悪化しますので注意が必要です。
1.フケの状態でケアの仕方が変わります。

※細かいフケ=乾性フケ
原因は「保護役の皮脂が少ないこと」
細かいフケは、頭皮を保護する皮脂が少なすぎて、地肌が紫外線や乾燥による
ダメージを受けやすくなってしまいます。
その結果として表皮がはがれてしまうことで起こります。
最優先=保湿をしっかりおこないましょう!
改善点=洗浄力のシャンプーは使わない。
「乾性フケ」の場合は、そもそも皮脂が少なすぎるため、シャンプーを
しっかりとすればするほど状態が悪化します。
そのため、この場合は頭皮の保湿がひじょうに重要な要素になります。
育毛剤は、保湿重視したものなどを選び、シャンプーも乾性用のものを選びましょう!
大きなフケ=脂性フケ
原因は「皮脂の過剰分泌」
大きなフケは、誤った洗髪や生活習慣の乱れにより皮脂が過剰に分泌され、
皮脂が頭皮で固まり汚れなどといっしょに角質層が剥がれ落ちることで生じます。
最優先=汚れをしっかり洗う・シャンプーなどの流しをしっかりする。
改善点=頭の蒸れ・汗などをなくす。
「脂性フケ」の場合は、皮脂の過剰分泌を抑えるために、シャンプー剤の
洗浄力に注意し、毎日洗髪を行います。
頭皮の異常な脂が抑えられ、フケ症がかなりの割合で抑えられます。
結果として、毛穴の詰まりや汚れが除去され、頭皮を清潔に保つことが可能になります。
※フケとは頭皮から出る老廃物、つまりは肌からでる垢のようなものです。
人間の皮膚は、約1ヶ月のサイクルで生まれ変わるターンオーバー(新陳代謝)が
行われています。頭皮も同じサイクルです。
ターンオーバーの時に古くなった頭皮の角質が皮膚の奥から押し出され、
剥がれ落ちたものがフケです。
なので、普通にシャンプーをしていれば、”フケが気になる”といく事は
まずありません。

まとめ
アンケート会社がフケのイメージについてアンケート調査していて、
(アンケート内容はアップできませんが・・)
※フケが毛穴を塞ぐことで髪の毛を生えにくくしたり、抜けやすくするのではないか?
※頭皮の乾燥・皮脂の過剰分泌の影響で髪の毛が抜けやすくなるのではないか?
と考えている人が多いことが感じられる結果でした。
つくづく思うのが、シャンプー剤の選び方やシャンプーのやり方の重要性ですね。
この前、お客様に言われたのが衝撃でした。
”シャンプーのやり方を教わったことがない”
あっ!と思いましたね。仕事で毎日、お客様の頭を洗髪していますが、
シャンプーのやり方を話したことはなかったなと・・
ある意味、お客様の頭皮環境を整えるのは美容師の責務ですね。


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